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 お客様:  株式会社アシスト様
 対象サービス:  データベース稼働状況診断サイト『パフォーマンス・セラピー』
 
(株式会社アシスト データ基盤ソフトウェア事業部 岸和田様、喜田様、佐々木様、 
メガ・トレード 楢原、湯野)
パフォーマンス・セラピーとは
パフォーマンス・セラピーとは、株式会社アシスト様が運営するデータベース稼働状況診断サイトで、メガ・トレードがシステム構築および保守部分を担当させていただいております。

パフォーマンス・セラピーでは、Oracle Databaseのパフォーマンス統計レポート(statspack)から情報を抽出し、約100種類の診断項目の推移をグラフ化、および集積されたデータによる比較情報を提供しています。データベースのパフォーマンス状況を視覚的に確認できると同時に、同じ用途や規模の他ユーザのデータベースとの状態比較をすることで、運用データベースの安定稼働に役立てることができます。
2006年のサービス開始以降、診断項目の追加やOracle Databaseバージョンアップへの対応、AWRレポートの対応など機能拡張を続けており、登録者900ユーザ、登録データベース数1000件、登録レポート数は30万件にのぼります。
 
http://perfopy.ashisuto.co.jp/ (パフォーマンス・セラピー)
初期構築時の背景
パフォーマンス・セラピーは、企画をアシスト様、開発はメガ・トレードという役割分担で、両社が密に連携しながら構築を行いました。

「アシストとしても、このようなサービスの運営は初めての試みだったため、Webアプリケーションサービス構築のノウハウを数多く持つメガ・トレードさんに開発・実装部分をお願いし、管理側の細かい機能についても色々とご提案いただきました。またメガ・トレードさんはOracle Databaseを利用したシステムを構築・保守するユーザとしての視点もお持ちなので、メイン機能についての相談もでき、非常に助かりました。」
(アシスト 岸和田様)
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大量データ処理へのソリューション
パフォーマンス・セラピーでは、データベースエンジンとしてPostgreSQLを採用しています。PostgreSQLはオープンソースのリレーショナル・データベース管理システムで、BSDライセンスのオープンソースソフトウェアですが、商用データベースと比べても遜色のない機能を持っており、多くの企業で導入・利用されています。

「このサービスの重要な課題の1つとして、ユーザのデータベースのパフォーマンス情報や、他ユーザのデータベースの統計情報をいかに高速に取り出し、診断結果として表示するかということがあります。パフォーマンス情報はユーザによりアップロードされる1レポートにつき100件程度の診断項目値として蓄積されます。よくご利用のユーザ様は、1つのデータベースに対し毎日1つのレポートをアップロードされますので、全体としては、かなりのデータ件数となっています。パフォーマンス・セラピーでPostgreSQLを活用することができたため、PostgreSQLプロダクトサポートを提供するノウハウを貯めることもできました。」
(アシスト 佐々木様) 
http://www.ashisuto.co.jp/prod/postgresql/
(PostgreSQLプロダクトサポート)
●ソリューション1 : パーティションによるレポーティングの高速化
PostgreSQLではレンジ・リスト・ハッシュなど、用途に合わせていくつかのデータパーティショニング機能が提供されておりパーティショニングを活用することで、データベースの診断結果を表示する際の、不要なブロックの読み込みを最小限にし、高速化を実現しています。
●ソリューション2 : バッチによる他ユーザ比較情報の分析
パフォーマンス・セラピーでは、データベースの業種、用途、規模など多角的な切り口でサイト内に蓄積された統計情報を解析し、比較用の情報として診断結果に表示させる機能があります。これらデータの成形は、ユーザおよび期間をまたがっての大量データの解析が必要となるため、日次の夜間バッチにて処理を行っています。
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拡張へのソリューション
「Oracle Database本体のバージョンアップにより、診断項目として利用されるイベント名やパラメータ、およびOracle Databaseから出力されるパフォーマンス統計レポートの仕様は少しずつ変わります。パフォーマンス・セラピーはこのようなOracle Databaseバージョンアップによるレポートの仕様変更に対応しなければならないという課題があります。」
(アシスト 喜田様)
 ●ソリューション3 : ロジック部分のデータ化
Oracle Databaseが出力する統計レポートのレイアウトを徹底的に解析しパターン化した情報、および情報取得に必要なキーワードとなるヘッダ情報やイベント名、統計情報値の計算式など、ロジック的な部分をデータとして保持することで、バージョンアップによる診断項目の増減や計算ルールの変更に最小限の改修で対応できるよう拡張性を持たせる作りとしました。
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担当者の一言
「パフォーマンス・セラピーは、アシスト様が長年にわたり蓄積されたOracle Database技術のノウハウを活かしたサービスです。構築にあたっては、アシスト様が実現されたい機能を正確に理解し、実現できるよう努力いたしました。また、ユーザ様に快適にご利用いただけるよう、性能的な部分についても、考慮しました。今後もアシスト様と協力して、サービスの向上を目指したいと考えております。」
(メガ・トレード 湯野、楢原)
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